40代で知っておくべき9つの「こ食」

Other

豊かな食生活の狭間に潜む9つの「こ食」のこと、ご存知ですか?飽食の日本で、その手軽さ、便利さゆえに健やかさから遠ざかる食事のことを、知っておくべきかもしれません。いくつ心当たりがあるか是非チェックしてみてくださいね。

❶孤食(こしょく)

一人暮らしの方や、家庭環境、加齢により毎日毎食一人で食事を取らなければならない環境下なら、1日1食だけ「誰かと食事をする機会」を作ってみませんか。「食事をすることが楽しい」のは、たわいもない会話、目の前のメニューについての話は広がるもの。人と話すことは毎日の筋トレならぬ、脳トレになりそうです。

❷固食(こしょく)

人と話す機会を持つこと自体がおっくうに感じたら、食事よりもそこに今のあなたに必要な課題が隠れているのかもしれません。

いつも決まったメニューばかり食べていませんか。1日に何度も同じメニューを食べたり選んだりしていると、やはり栄養バランスの偏りが気になります。好きなものをいただくのは悪いことではありませんが、「よく続くことがある」なら要注意。今摂った食事の次の食事は、違うものをいただきましょう。

❸粉食(こしょく)

ピザ、パスタ、うどん、ラーメン、美味しい食パン、菓子パンなど、口当たりがよく手軽でのどごしのよい麺類など、食べない日が多い方は少なくないかもしれません。

❹虚食(こしょく)

何もたべないこと。

食べ過ぎるのは問題ですが、食べな過ぎるのも問題があります。人体はエネルギーとしてカロリーを消費しながら生きている他に、タンパク質を壊してつくることを毎日しているし、ホルモン、酵素など生きる上で必要なものを食物から得たタンパク質などを原料として作っています。臓器を休めるために行うファスティングはもとより、普段から食べな過ぎることは健やかと言えないわけです。

❺子食(こしょく)

子どもだけの食卓。

どんな理由があれ、子どもだけで食事をさせる機会が多くあることは望ましいといえません。嗜好の偏り、行儀、姿勢、はしの持ち方、食べ方、全てを子どもだけの管理下で行うのは至難かもしれません。

❻小食(こしょく)

少ししか食べないこと。

ダイエットを含め、カロリー摂取を減らそうとするあまり、小食すぎてしまうこともあまりおすすめできません。栄養の偏りは、体内での分解や合成に滞りが生じる可能性を秘めています。大してカロリーを摂っていないのに太りやすい、なんだか調子が悪い、と言う方は要注意。

❼戸食(こしょく)

外食ばっかり。

外食のデメリットといえば、濃い目の味付け(塩分)、使っている油(油脂)などの種類が見えないことなどでしょうか。毎日これでもかと外食が続くと、体が不調になるのを体感できると思います。もし、感じないという方がいたら、かなりヤバイかもしれません。

❽濃食(こしょく)

味付けが濃いもの。

味が濃い方が美味しいと感じるかもしれません。塩分と聞くと単純に塩の量を想像しがちですが、コンソメ、中華だし、味噌、醤油、ドレッシング、スープなどの塩分も加味していくと、かなりの味の濃さになります。ちなみに塩分の高い外食メニューの王様といえば、みんな大好きラーメンです。

❾固食(こしょく)

家族がそれぞれ別々のメニューを食べること。

せっかく食卓を同じ時間に囲んだのに、自分の嗜好や気分だけで、皆がバラバラのメニューを食べてはいませんか?せっかくバランスを考えて食事を用意してくれる方の労力や手間を増やしていることにもなりますし、栄養バランスの偏りに繋がっていくでしょう。

おわりに

9つのこ食の一番の大きな問題点は、今すぐに表面化しないところにあると思います。これくらい大丈夫だろうと思うことが10年、20年と積み重なったその先に、思わぬ不調や病気が出現するのは、人体のしくみ、作られ方を考えたら当然のことかもしれません。

いつでも、摂った食事を振り返る思考を身につけられたらステキですね。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました